第一章 実験 その3

第三節「関節模型作成」

前節でこれは関節部分に使えないと思ったザラザラ面。
あれでは関節を動かすのは無理だと思いがっくりし、別の方法を考えなければと
じーとスポンジを見ていたらふと解決方法が見えました。最初に塗ったときは液が
スポンジにしみこんで硬化しました。ではしみこんで硬化した後にさらに造詣剤を
塗り込めばツルツルになるのでは?つまり造詣剤の二度塗りです。試してみたら
しっかり二度塗りしたところがツルツルになりました。後は万遍なく塗ることと、硬化
後さらにツルツルになるようにやすりをかけることで解決するでしょう。

という上の文章から5ヶ月近くたってしまいましたが当初はスポンジと硬化剤で作ろ
うと思っていました。結果は惨敗で色々考えた挙句、とりあえず発泡スチロールで
作ってみました。


ゆうちゃんの腕の太さを考えて50mmの丸棒を使用しました。


スチロールカッターで真っ二つにしました。真ん中の丸いのが
関節部分にあたる球体です。


球体にあわせてカッターで切り取りました。後ろを残したのは
逆側に曲がらないようにしたためです。


拡大画像です。この丸棒は最初から真ん中が開いていましたので
それらを利用して下記のようにゴムひもを通しました。


うまくいかなかったので片方を平らにして球体を1/4ほど切り取り
上記画像のようにしました。


曲がるように球体にも上記のように加工しました。


実際に曲げてみると結構戻らないものです。ゴムをきつく縛ったので
すぐにまっすぐに戻るのではないかと思ったのですが、取り越し苦労
だったようです。


総評
結構うまく出来ているように見えますが、まだまだ改良の余地ありとい
ったところです。作って初めてわかったこともありますしこのままでは変
な方向に腕やらひざが曲がるのでこれを参考にしながらということで・・・